今回のドライブは結構忙しく、携帯からの更新が中々できず、中途半端になって
しまいました。
写真は旧藤枝本町駅舎、現在は安藤塗装店さんの作業所になっています。
ご主人にお願いをして採寸をさせていただきました。
結果としては「1間基準」で建てられていました。
現在の正面扉は高さ2500mmでしたが、この扉は駅舎のものではないとのことでした。
線路に面した(現在の道路)柱間隔は3650mm、2間です。左側の出っ張り部分も含め(右側の通路を除く)
6.5間となります。奥行きは3間です。屋根の高さは約5700mm(検尺竿で測定)、庇の高さは4050mm
屋根勾配はだいたい6寸のようです。
参考までに、写真の軒下高さは4850mmでした。
天井の高さは3350mmです。
また、扉に残っている色も確認しました。あまりにも退色が進みはっきりしませんが、色見本のこのあたり
で塗装されていたのではないでしょうか?(本職の安藤社長さんに伺うべきでした。) つづく
今日、「
さかつう」に注文していた部材が届きました。
「さかつう」でも日本国有鉄道 1号標準駅舎を販売していますし、TMSの4月号でも駅舎の記事が紹介されて
います。(この1号標準駅舎を買ったわけではありません)
前回のブログの「上枝駅」、寸法を測ってみました。
日本の建築物は標準的には1間(いっけん)が1820mmとなっています。
しかし、正面入り口の幅(柱心間)が2000mm、側面の幅が4540mm。(GL(地面)から屋根まで5150mm)
柱寸法は110mm角。
日本国有鉄道 1号標準駅舎は1間が基準になっていないことに気づきました。(一見みただけでは判りませんでした)
そこで、ネット検索して見つけたホームページです。
このホームページに掲載されている「1号型」の図面にピシャリと当てはまりました。
エコーモデルの窓枠類を駅舎に使用する場合、柱を1mm角~1.5mm角を使用することに
して窓枠の横寸法が21mm、よって柱心間が22mm~22.5mmとなります。
(詳細には窓縁が入りますが)2000mm÷22mm(22.5mm)≒90で
1/90で縮小する必要があります。
まあ結果としては、建築物をHO用に模型化する時は1/80~1/90で、融通をきかせて
作業するのが、コツのようです。
「上枝駅」をもっと調査してみたいですし、軽便鉄道の駅舎も寸法を測ってみたいです。
今、駅舎の写真、資料を探しています。
昨日、高山駅から富山方面へ一つ目の「上枝駅(ほずえ)」に寄ってきました。
無人駅になっており、事務室にはカーテンがかかり中は見えませんが、待合室は観察できました。
左側は荷受所のカウンター、右側が切符売り場です。この切符売り場の「出っ張り」
は「日本国有鉄道 1号標準駅舎」仕様になっているようです。
右手「窓」も仕様どおりです。
胸のポケットからデジカメを落としてしまい、レンズが出なくなってしまいました。
3月に入っても中々、暖かくなりません。今日も雪です。