「動力改造」カテゴリーのアーカイブ
数日3DCADの話題から離れていましたが、じつは朝から晩までマウスを握り続けています。
イメージをつかむためにプラ板を加工しました。
フェルトバーンの下回りをB15の動力に使うための寸法確認です。
台車部分はTOMIXのDT141N。一軸を外しています。
2DCADで実寸を描いて台車、モーター、カプラーの納めを考えます。
図面には修正赤書きが増えていきます。左下はコンさんの0.4tのエッチンング板です。最初の写真で分かるように、フェルトバーンよりB15の車体長は長く前後に隙間が生じます。この隙間をカプラーポケットにしたいのですが・・・・。(コンさんが今作られている機関車ではカプラーを削って納めるようです)
プラ板で床板兼モーター固定板を作ってみて、いかにコンさんの設計が優れているかに気づきました。
1.フロントビームとエンドビームの折り曲げ後の処理。
板厚(0.4mm)分のでっぱりがあり、面が揃います。また台車DT141Nを使用した場合、カプラー高さ(上端)がプラフレームの上端とほぼ一致します。(レール上約7mm)
2.床板の折り返し部分
モーター取付スペースの折り返しによって床板が0.4mm上がります。
これで車輪のフランジの当たりを逃げています。
3.モーター固定板
モーター固定板を床板の溝にはめ込み半田付けすると、モーターがちょうどDT141N台車の上に乗りました。
4.穴開け冶具
台車と床板を固定するビス穴の位置は台車芯から逃げていますが、これはギアとの当たりを避けていました。
洋白板の厚さは0.4mmですが、3Dプリンターの樹脂の場合は1mmは必要のようで、この差0.6mmを考慮して設計をする必要があることが分りました。
アマゾンで取り寄せたテキストは
「モノづくり超入門」例題を解説に従いマウスを動かしています。
しばらくPC内の模型作りにお付き合いください。
動力部分をどうすか。
手持ちのコンさんのフェルトバーンの下回りで検討することにしました。
動力ユニットは実測寸法で、床板はB15に合わせて描きました。
よって床板はキット付属のエッチング板と形状が異なります。
シリンダーは3度斜めに傾けました。
これらを合わせた全体像です。
真横から見ると、フェルトバーンの車軸間は12mm上回りがもう少し前に出ていた方がバランスが良さそうです。
とりあえずこの3Dをnetfabb Basicで開きチェックをしました。
すると「!」マークが出ました。不具合ありです。
原因は
ギアがボイラーに当たっていました。ボイラー下部の削り不足です。
こんな風に自己流で123D Designを使ってみて(遊んでみて)扱い方の不明な部分などが分かってきました。
「Grouping」「Combine」「Snap」の使い分け、そして一旦Combineで合体させてしまうと分解は不可能か?
内面取りの仕方、煙突やドームのフランジの描き方 など
そんな訳でやっと昨日テキストを注文し、勉強することにしました。
パソコン上でいくら描いていても現実には模型は出来ませんが、家庭のPCでこのような3Dの作図が簡単にできるようになったことに驚いています。
昨夜はほんの少し、実際の模型作りに手を付けました。
動力は鉄コレ「TM-10」を使います。
ここで注意
パッケージに印刷ミスがあります。(発売時期によっては)
台車間隔は「66mm」が正解です。
自作台車を接着
5両分揃いました。(訳あって1台は付属品台車です)
今日は天気が良いので、つや消しスプレーを吹いて仕上げにかかります。
Alan Keefと比べてみます。
そして各種小型動力とも並べてみました。
それぞれの上回りを何にするか考えます。また乙への改造も試してみたいです。
先日Alan Keefに台車取りしたTM-TR11のモーターとKATOの台車を組み合わせて、こんなものを作っています。
ネットで調べると「ガチャポン」の動力部分からギアを外して使うようでしたが、何百円投入しても目的の動力車が出てきません。そこで 大ギアはフタバ製(2個で105円)と小ギアはエアプレーン用を組み合わせました。(こちらの方が安くなりました)軸の高さはピタリと合いまいたが、あれこれかまっている(モーター軸からフライホイールを外そうとしないでください。壊れます!)うちに軸がブレてしまい回転音が大きくなってしまいました。