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新藤枝駅駅舎 その12   6 comments

新藤枝駅駅舎の3DCAD作業は仕切り直しです。

実は26日付ツィートの写真に「新藤枝駅舎の設計図」がありました。

昨日はその投稿者さんとチャットして、設計図が掲載されている冊子を教えていただきました。

1月27日新藤枝駅設計図_001

平成14年に藤枝市郷土博物館で開催された「懐かしの軽便鉄道」展で配布されたものでした。

早速手元の資料を確認してみると・・・ありました。

1月27日新藤枝駅設計図_002

駅舎の歴史が書かれています。ここに掲載されていたことは忘れていました。

1月27日新藤枝駅設計図_003

資料の出所を明らかにしておきます。

「設計は浜松出身の建築家・中村與資平・・・・」と書かれています。

1月27日新藤枝駅設計図_001

原図は「浜松市立中央図書館」にあるとのこと。

以前、阿形昭さんから伺って中央図書館に問い合わせをしたのですが「中村與資平」の資料として聞いたわけではなかったので、「新藤枝駅の資料は見つかりませんでした」との返事でした。

SN00033

浜松市中央図書館のHPで検索すると、多分この図書だと思います。

「貸出不可」です。

取り急ぎ、藤枝市郷土博物館の冊子の写真を拡大して見てみましょう。

SN000321

残念ながら寸法数字は読み取れませんでした。昭和12年の図面は「mm」で書かれているのか「尺寸」なのか?

間口は7間半、奥行き8間と見て良さそうです。

私の設計では「7間半×7間半」と推定しました。

空中写真から「間口・奥行きが同じ寸法の正方形」と見ました。

右側に便所と守衛所?があったために、南面の窓が小さくなっています。

昭和30年前後に撮影された写真を参考にすると、便所がなくなって待合室が拡張されています。正面玄関左手には売店があります。

SN000322

写真がなくてほとんど不明だった北側(正面向かって左側壁)には

1月27日新藤枝駅設計図_0012

階段室の窓と、屋根に上がるタラップがありました。建設当時は外階段はなかったようです。待合室のアーチ天井も確認できました。

設計図と模型図を比較します。

SN00030

上下方向は少し短かったようです。天井高さか、天井内の寸法を高くすれば良さそうです。

SN00031

南面は半間長くして、窓の配置と形状を修正します。

写真から起こした模型設計図は、まずまずの出来だったと思います。

設計原図のありかを教えてくださったFさんありがとうございました。

Fさんは中学生さんで、駿遠線や郷土の歴史に興味を持たれているそうです。郷土誌などの写真をOneDrive経由で送信してくださるなど、インターネットにも詳しいようで、驚きました。勉強第一!駿遠線の調査や鉄道模型も楽しく続けてください。

若いけいべんファンに期待します。

 

 

くるまや軽便鉄道 による 3DCAD, 鉄道写真, 鉄道模型, 駿遠線, 昔の写真, への投稿 (2016年1月28日)

図書館に行ってきた   1 comment

調べごとをしています。

SN00005

鉄道の歴史調査に国立国会図書館のデジタル資料がたいへん役立ちます。

自宅のPCで直接本の中まで読めるものと、上記のように、目次は見ることができても、内容までは読めないものがあります。

SN00002

「図書館送信限定」の表示のあるものは指定の図書館で読むことができます。

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高山市図書館煥章館では閲覧と複写が可能です。

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昨日は天気が良かったので、早速図書館へ出かけて「三井金属修史論叢」の必要な個所を閲覧および複写をしてきました。便利な世の中になったものです。

87分の1で再出発   Leave a comment

82分の1の図面はすでに模型用の1/1にしていましたので、再度1間=1820mmを1/87にして作図しました。写真の無い駅務室と休憩室は想像して描いています。

根松 87分の1 平面

立面寸法は実寸がはっきりしませんので、模型用の1/1に変更してから写真を観察して、羽目板の枚数を数えて寸法を割り出しました。

(参考写真は「写真でつづる 静岡鉄道駿遠線 -日本一の軽便鉄道-」

著者 阿形 昭 発売元 静岡新聞社)

根松模型用

こんな感じになりました。

くるまや軽便鉄道 による 男のキット, 鉄道模型, 駿遠線, への投稿 (2013年12月7日)

里山交通   Leave a comment

改造ネタと思い、とりあえず「創刊号」のみ買いました。

1年半で12万円・・・

次は動力部分の34号 ・コントローラーの35号・アダプターの36号ぐらいがねらい目ですが、特別価格とのことです。

くるまや軽便鉄道 による への投稿 (2012年3月8日)

ラピタ   Leave a comment

今日、大人の少年誌「ラピタ」の3月号を買ってきました。付録に「世界最小の自走する鉄道模型」が付いています。

線路が2本しかありませんので何ともなりませんが、通販でサークルレールセットが購入できるようです。

(今日の時点ではラピタのHPには販売案内がでていませんでしたが、すでに完売か?未発売か?)

昼食は「せき亭」でラーメンを食べてきました。ランチセット850円也。高山ラーメンの話題もいずれ。

くるまや軽便鉄道 による への投稿 (2005年2月6日)